格差の歴史The history of inequality

ふたこぶラクダのこぶを取るBreaking the camel’s back

経済史の大研究が示す格差の実態

2010年に没したアンガス・マディソンは、最も大きな影響を残した経済史家の一人である。彼が世界経済の2000年史について書いた著書は定番の古典である。彼が勤務した機関の一つである経済協力開発機構(OECD)が最近、ユトレヒト大学と協力して、1920年代の日本の大工賃金から19世紀イタリアの殺人発生率に至るまで、1820年以来の25か国における生活実態を示すデータをまとめた。これは、マディソンがマクロ経済的に捉えた...

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