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今週のエコノミスト:6月28日号
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The meaning of Bill Gates
Jun 28th - Jul 4th 2008
1.Microsoft
The meaning of Bill Gates (Leaders)
◎インターネット巨人、マイクロソフト社の総帥であったビル・ゲイツ氏
が33年の社業を後身に譲り、経営の第一線から退くことになった。
ゲイツ氏は自ら設立した財団で、これからアフリカでのマラリアや貧
困などとの撲滅の戦いに取り組む。今週のエコノミスト誌はトップ記
事でこのことを採りあげ、ITの一時代を築いたゲイツ氏の業績とそ
の意味合いについて論じている。
2.Israel and Iran
It’s later than you think (Leaders)
◎一時、ブッシュ政権がイラン攻撃に踏み切るのではないかとの観測
が出たことがあるが、昨年12月にCIAが「2003年の時点でイランは
核開発を中断した」との情報を発表、こうした懸念は消えうせたかに
見えた。ところが最近、特にイスラエルが単独でイラン攻撃に踏み切
るとの観測が出回っている。しかも、地中海での長距離空爆演習を
行うなど、同国の動きはかなり現実味を帯びているのだ。
3.Gun control
The Supreme Court opens fire (United States)
◎銃による学園での大量殺人など凶悪犯罪が後を絶たない米国だが、
こうした事件が起きるたびに問題となるのが銃規制である。だが、同
国憲法には銃所持の権利が明確に書かれており、これが一般個人
の権利なのか警察など特定の人々に限られるものなのか争われて
いた。6月26日に同国最高裁は、5対4の評決で「個人のもの」との判
断をくだした。せっかく自治体レベルでは銃規制の動きが広がってい
るのに、判決はこうした動きに水を差す事になりそうだ。
4.Avian flu in southern China
A game of chicken (Asia)
◎かつてSARS問題でパニックを起こした中国だが、今度は同国南部
で鳥インフルエンザが発生し、広がりが懸念されている。香港で鳥イ
ンフルエンザが発見されたのは6月11日のこと。広がる兆候が出た
ため、行政当局は中国本土からの生きた鶏の輸入を21日間全面禁
止することなどの措置を実施した。また20日には、1億2800万ドルも
投入して販売業者の免許を買取るなど思い切った措置を取り始めた。
禁輸措置は7月2日には解除されるが、鳥インフルエンザそれ自体の
広がりなどの情報は不明だ。
5.Australia’s foreign policy
G’day Asia (Asia)
◎昨年11月に就任した豪のラッド首相が、中国などを訪問して活発な
アジア外交を展開している。今月初めに日本を訪問した際には、福
田首相に日豪に米中印を含めた新たな地域協力機構「アジア太平
洋共同体」の設立構想をぶち上げるなど意気盛んである。「西側諸
国の中で最もアジアに精通している国家」として売り出していきたい
同首相だが、果たしてその効果のほどは。
6.Education reform
Top of the class (International)
◎最近、教育の分野で子供たちにどのような教育を施せば優秀な成
績を生むかとの研究が、世界的に活発に行われている。これはパリ
に本部を置くOECD(経済協力開発機構)が、先進国の中で学科の
好成績の順位を発表しているためで、特に1位のフィンランドなどは、
外国からの教育、マスコミ関係者の視察の応対に忙殺されている。
だが、研究者の報告では、好成績には授業以外の要素も大きいよ
うだ。
7.Japanese banks
On the prowl again (Finance & Economics)
◎ここに来て日本のメガバンク各社が元気になっている。海外の銀行
や企業への投資が活発になり、バブル崩壊以前のかつての活力を
取り戻したかのようだ。欧米の金融機関がサブプライムローン問題
で大きな被害を受け、活力を失っているのとは対照的だ。日本の銀
行も多少の被害はあったものの慎重な対応で、被害は軽微に留ま
った。これから外向き投資が活発化してゆきそうだ。
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