2008年6月28日号の注目記事


 Video games (Business)
 Asian invasion

 アジアで流行しているインターネット上のオンラインゲームが、新しいビジネスモデルとして世界の注目を集めている。通常、これまでのテレビゲームといえば、CDにプリントされたゲームソフトを買って、ゲーム機を使って遊ぶことが通り相場だった。

 だが、アジアで流行っているゲームは、ソフトを無料でダウンロードさせ、無料で遊ばせてくれる。収入といえば、熱心なゲーマーが、自分のキャラクター用に買う武器、その他の用品代などでまかなわれている。また、広告も挿入されれば費用に当てることができる。この方法で、少数の人々が、他の人々の分まで費用負担をしてくれるということになる。こうしたゲームモデルが、今や欧米にも広がりを見せている。米国のエレクトロニック・アーツ社やプレイファースト社が、同様のゲームをオンラインで発信して、かなりの実績を上げつつある。

 こうした無料オンラインゲームは、誰でも無料で参加ができるということで、ハードルが低く、また、海賊版の出現を心配する必要もない。むしろ、コピーしてもらった方がいいくらいだという。


 Politics on the web (International)
 Blog standard

 独裁国家に言論統制はつきものだが、インターネット時代を迎えて言論統制は、ますます難しくなっている。規制する側も、される側も、さまざまな知恵を絞ってのいたちごっこをしているのが実情だ。

 昨年11月にチュニジアは同国の政治犯について放映したユーチューブへのアクセスをできなくしたところ、グーグル・アースの大統領官邸に映像を貼り付けて抗議した。今年3月にアルメニアで、任期が来て退任した大統領が報道管制をしたところ、アルメニア国外のサーバーに大量のブログが登場し、政権批判を行った。これに対し、規制する側も共同歩調を取りつつある。

 中国のソフトが規制に効果的ということでエジプトが、導入を決めると、導入前に中国のブロッカーから裏をかく情報がエジプトのブロッカーのもとに送信されるといった具合。だが、こうした動きがエスカレートすると、国側が違反者を投獄するといった事態にに発展するようだ。


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