印刷メディア媒体、なかんずく全国的な新聞はフランスでも減少傾向にある。経営が苦戦をしいられている。2000年から6年間でフランスの新聞と雑誌の売り上げは10%減少している。広告収入は20%も減っており、政府の補助金にもかかわらず経営はかなり苦しくなっている。フランスの有名な新聞ルモンド紙は、経営難から130人の解雇を発表。4月14日には労働組合がストに突入することにしている。
こうした新聞業界の苦境を尻目に、活況を呈しているところもある。週末に発行するニュース週刊誌だ。ル・ポワンは8%の伸びを示し、パリ・マッチも9%の伸びとなっている。この現象は、週末になると、人々が時間を持て余し、日曜日の新聞は薄いのに週刊誌は読み応えがあるということらしい。
特に、昨年は大統領選挙の年でもあり、サルコジ氏とロワイヤル氏の2人の候補者の争いで週刊誌をにぎわしたことなどが挙げられている。また、サルコジ大統領は、私生活でも、離婚、元トップモデルとの結婚など話題も多い。フランス語では、セレブのことを「pipolisation」と呼ぶが、こうしたセレブの動きが人々の興味をひきつけている。