私たちの食生活に欠かせないジャガイモは、南米のペルーが原産地だったことは、ご存知だろうか。それも7000年も前から作物として栽培されていたという。今年は国連が「国際ポテト年」と指定し、世界的なキャンペーンを展開している。作付けを増やすことで、貧困と飢餓対策の一助としようということらしい。
ペルー政府もこれを機会にジャガイモへの関心を高めてもらおうと、今年はジャガイモ料理のコンテストなど、さまざまなイベントを企画している。同国は首都リマに国際ポテトセンターを置いているが、せっかくの施設がまだまだ活用ができていない。まずは国内での作付けの推奨を行った方がいいのではないかとエコノミスト誌は言っている。ジャガイモは歴史的には3,500種類も存在するが、同国で実際に生産しているのは、わずか25種類に過ぎない。また、消費の方も1人当たり年間90キロで、世界最大の消費国ベラルーシに比べると4分の1に過ぎない。同国のガルシア大統領も、「われわれはジャガイモを、わが国の産物として見直さなければならない」という。
ペルーには黄色ジャガイモなど、食感も味も良い品種もある。もっと努力をすれば、道は開けるかもしれない。