1月15日はインドの陸軍記念日だった。この日、各英字紙に、陸軍は全面広告を載せ、士官兵の募集をしたことで、話題を呼んでいる。インドは世界第2位の規模となる110万人の陸軍を擁している。このような広告をわざわざ打った背景には、10億の人口に比較して、あまりにも士官の数が不足しているといった事情がある。
実際、1万1000人の士官が不足しているというから驚きだ。この中でも、特に下級士官が不足している。幹部候補生の教育機関でも、必要人員のようやく3分の1しか確保できていない。こうした事の裏には、最近の経済好況の影響で、企業が大卒の学生に、幹部候補生の2倍近い高級を提示しているといった事情もあるようだ。
そこで、今年は陸軍も下級士官の給与を倍増するといった思い切った施策を考えている。しかし、民間の給与はどんどん上がっているため、根本的な解決策にはならない。エコノミスト誌は、才能のある若者を多く育てるため、もっとキチンとした学校が必要だと主張している。